2011/04/27

オリーブ摘み その2

先日どっさり摘んだ黒オリーブだけでは物足りず、今度は同じ木からグリーンオリーブを摘んでこよう、と再び足を運びました。

前回同様たっぷり摘んで、Eにそろそろいいんじゃない?と声をかけていた時、ちょっと先から「それはわしの木だ~」と叫ばれました。そして近づいてきたそのおじさん。もちろん、公共の道路に生えている木なので個人が所有と主張はできないはずですが、ここは素直に謝って、摘んでしまったオリーブを返そうか?と尋ねると、それは必要ない、とのこと。そして、そこから23年前に遡って、彼が息子の為に植えた木であること、その息子はいまや海外を飛び回るエンジニアで彼の元には世界中に何百人もの部下がいて、息子本人はこの木の面倒を見られないから、自分が面倒を見ているんだという話をしてくれました。

そして、そのおじさんがイタリア人だという事がわかったので、すかさずちょっとだけ知っているイタリア語で挨拶と自己紹介をすると(大体この手でausにいるイタリア系の人のハートをつかめます)、とたんにおじさんの顔がほころんで、オーストラリアにいながらにして、日本から来た子にイタリア語で挨拶をされるとは・・・と喜んでくれた様子。「イタリア語で話せる君とは友達だから、オリーブ摘んでっていいよ」と了承してくれました。

そして、これは渋柿だけどそのまま熟々になるまで置いといて食べれば甘いから、とオリーブの木の目の前にある彼の自宅から少し柿をもいでくれました。

最初ひやっとしましたが、これでご近所の人と仲良くなれてよかったな。

もらった柿はとりあえず干し柿にしてみました。
私自身はあまり柿に興味がないんですが、Eが楽しみにしてくれてます。

グリーンオリーブは一部をEが調べた方法で最初から塩水につけて渋抜きする方法で、残りの少しは最初から塩をまぶして保存瓶で2週間ほど放置、という方法を試してみることにします。

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